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セルロイドとアセチロイドがメガネ素材に使われ続けている理由とは?

※今回のページの情報は、ダイセルファインケム株式会社殿の技術資料を参考としております。

 

>> セルロイドやアセテートを素材にした3Dメガネイメージはこちらから

 

セルロイド・アセチロイドの特長

 

オリジナルメガネ生地素材

 

眼鏡枠に必要とされる機能には、レンズをうまく保持することが第一に挙げられます。

従って眼鏡枠材料は非常に過酷な条件にも耐えうる性能が必要とされます

 

近年では特殊樹脂、複合材料(カーボンなど)によるメガネフレームも増えましたが、
(メタルフレームを除けば)それでもセルロイド・アセチロイドによるメガネフレームが流通の大半を占めます。

 

それには長年メガネ業界で積み重ねられた理由があり、例えば下記のような点です。

 

 

・セルロース特有の肌触り良さ

・吸水性があり、べとつかない
・加工性に優れている
・透明性が高く、やわらかな発色
・フレーム加工後のフィッテングが容易
・ほどよい収縮性があり、レンズを保持する
・金属インサートしてもクラックが発生にくい

 

 

 

そもそもセルロイド、アセチロイドとは

 

セルロイドは19世紀にイギリスで初めて開発され、その後万年筆や服飾品、建材などに長年使用されてきた歴史のある素材です。

日本ではダイセル(旧:大日本セルロイド)が戦前より最大手であり、そして現在ダイセルは世界で唯一、セルロイドを製造しているメーカーでもあります。

 

セルロイドほど長い年月を経て多くの人に生活に根付いてきたプラスチックは他にありません。

 

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最近では新しいプラスチックが次々と登場し、セルロイドはもはや不必要だと思われがちです。
しかし革新的なプラスチックの出現により、逆説的にですがセルロイドの良さが再認識されてきたというのが最近の傾向であるとユニックスでは感じています。

 

セルロイドは燃えやすいことが唯一の欠点ですが、

「適度の弾力性」「色柄の多様性」「加工の容易さ」など数々の特徴は、燃えやすいことの欠点を補って余りある大きな魅力となっています。
これらの特徴はメガネ素材として最も重要となる要素だからです。

 

アセチロイド(アセテート樹脂)はセルロイドの燃えやすい欠点を改良し、これに代わる材料として開発されたものです。
機械的性質がセルロイドと比較するとやや劣りますが、他の性能についてはセルロイドによく似ています。

 

 

セルロイドとアセチロイドの違い

 

 

セルロイドもアセチロイドも、どちらも天然由来のセルロース素材を使用して生産される合成樹脂ですが、細かな点ではいくつも違いがあります。

アセチロイドが比較的近年開発された素材であるということから、アセチロイドの方が多くの面で優れている、と思われている方もいらっしゃいますが必ずしもそうと言えるわけではありません。

 

セルロイドとアセチロイドの比較

セルロイド アセチロイド(アセテート樹脂)
特性 ・アセチロイドに比べ変形が少なく、細枠ができる ・普通品で一般の樹脂と取り扱いは変わらない
・自己発火性があり、燃焼スピードが早い
・消防法危険物第5類に分類され、取り扱いに注意を要する
製造方法 ・湿式ブロック方式 ・湿式ブロック方式 (VB)

・乾式ブロック方式 (NOVALOID)

・押出し方式 (VR-M)

主要用途 メガネ、クシ、ギターピック、楽器部品、卓球用ボール メガネ、アクセサリー、ドライバーの柄、オイルタンクなど

 

製法の違いによる特長

湿式ブロック方式
(セルロイド、VB)
乾式ブロック方式押出し方式
(NOVALOID)
押出し方式
(VR-M)
色数 無限 1~6色 1~4色
特徴 複雑な柄が表現可能 湿式ブロックに近い柄を短納期、小ロットで生産可能 単色及び方向性のある柄を短納期、小ロットで生産可能
生産ロット 160Kg~ 30Kg~ 25Kg~
納期 3ヵ月~

※厚みに左右される

 

上記を比較していただくと、湿式ブロック方式のセルロイドよりも、アセチロイドの方が小ロットから生産でき、かつ納期も短いことがわかります。ただしこれはあくまで製法上の特徴です。実際の製品の品質という点においては、実際の質感が重要となります。

 

 

アセチロイドはメガネ材料としては比較的安価な価格帯に採用されることが多かったことがこれまでの傾向でしたが、近年では柄のバリエーションをが非常に増えておりかつ質感も向上しています。

 

セルロイドについては長い歴史の中で改善を重ねてきたという実績もあり、特にメガネフレームという観点から言えば、非常にしなやかで、美しい素材です。

セルロイドとアセチロイド双方を扱っているユニックスだから言えることでありますが、職人が手を掛けて磨きこんだセルロイドのフレームは、非常に美しい輝きを発します。機械的な性質の違いからか、アセチロイドでは出しにくい質感が、セルロイドにはあります。

 

メガネ素材を比較される際は、ぜひセルロイドとアセチロイド、双方をご検討されるとより良いメガネづくりにつながるとユニックスは考えております。

 

サンプル等をご希望の際は、お気軽にご相談ください。

 

 

 

セルロイドとアセチロイドの違いについては、今後のニュースでも追加でお伝えしていきますので、ぜひご期待ください。